中米(ちゅうまい)とはお米の調整時に選別機で下落ち米となった中から再選別したお米です。選別は篩(ふるい)により行い、1.9mm以上を整粒米としてお客様に提供します。1.9mm未満でも十分にいいお米が含まれており、食味は整粒米に比べ遜色ないと言われてます。そこでそのお米を再選別しました。
玄米 白米
お米の検査皿に整粒米と中米を入れ比較した写真です。
玄米は少し緑っぽいお米が、精米後の白米は白っぽいお米がある事がわかります。
拡大比較が下記です。
●玄米
●白米
玄米の緑っぽいお米は登熟前の未熟な米で、まだ葉緑素が残存しています。精米し白米になると全体が白っぽい感じに見えます。
これはお米の主成分であるデンプンの構造の違いによるものです。
お米全体で比較すると、中米は上記のような色味がかったお米が一部含まれてますが大部分は整粒米と同じ見た目のお米です。大きさは若干小さめに見えますがほとんど区別がつきません。
白米を炊飯した場合、整粒米に比べ若干べとつく感じになると言われてますが、通常に食する上では気にならない程度と思われます。