最近の新聞に共感する記事が掲載されてました。
「お米の価値を見直すときが来た」と。
生産者視点と消費者視点で書かれていました。
生産者は「お米を作れなくなる日が来るかもしれない」と標題で、「ようやく農業に希望が持てる価格になったが、一報で意図しない所で小売価格が高騰しているのは本意では無い」
消費者は「お米が食べられない未来なんて来るはずがない」との標題で「お米は日本人にとっての主食で日本の毎日を支える源。しかしお米の食べられる量が減れば生産量も減っていく。生産量が減れば、今当たり前に食卓に並んでいるお米もいずれは食べられなくなる日が来るかもしれない」と。
だからこそ、今、お米の適正な価格を理解してもらいたい…。
添付記事、読んでみてください。
ちょこんと頭一つ顔を出しているヒエ。この時期ヒエの生育は早く、日に日に伸びていきます。この雑草は一つ一つ手で刈り取って田んぼの外に持ち出します。今後の米の品質、収量、更に来年以降の稲の生育にも影響するので丁寧に時間をかけて取り除きます。
猛暑の夏を乗り切り、今年も無事に実をつけてくれました。稲刈りです。この時期は家族の協力が欠かせません。些細なことでも手助けしてもらうことで仕事が大幅にはかどります。家族に感謝です。
例年のように有機米の分析を外部機関に行ってもらいました。
分析内容は2つ。
一つは残留農薬検査。お米に農薬成分が含まれているかどうかを調べます。
結果、検査全項目で検出なし。今年も安心してお客様に提供できます。
もう一つは食味品質検査。お米の美味しさを測定します。美味しさの指標となる食味スコアは86点で最高のSランク。同分析機関で測定した過去10年間の全データと比較しても高得点です。
今年も安全で美味しい有機米をよろしくお願いします。
詳細は「米作りと分析」頁参照。
待ちに待った新米がようやく出来ました。早くお客様にお届する為に、一回目に調整を終えたお米を検査してもらったものです。右記写真は玄米の30kg袋。中央の二重丸の印は、一番いい一等米の証し。種まきから稲刈りまで赤子のように育てた有機米。少しホッとした感じです。でも、調整前のお米はまだ山ほどあり、忙しい日々が続きます。
(下の写真は、有機玄米の外観と一回目の米検査の結果です)