田植え前に行う代かきを有機圃場では今年も2回行います。目的は雑草を減らすため。有機圃場では薬剤を使わない為、除草作業をいかに軽減し、効率よく行うかが非常に重要です。
田んぼの用水が流れ始めてすぐ水を入れ1回目の代かきを行いました(荒代かき)。周りはまだ雪消え後の何も作業してない田んぼが多い中、ポツンと代かきした田んぼがあり、ちょっと風変わりな景観です。代かき後、田んぼに写る夕焼けがきれいなので写真に撮りました。
田植え前の田んぼの準備で小学生に田起こしを体験してもらいました。昨年の稲の株を一株づつ、鍬で起こす作業です。昔の農作業の大変さを少しは実感できたようです。その後、トラクターでの田起こしを見学してもらい、小学生も関心をもって見ていました。
2回に分けて行ったすじまきが終わり、苗の日々の管理を行ってます。すじまき後、約1週間はビニールをかけて保温し、芽だしを行います。その後ビニールを取り、太陽光にあて丈夫な苗に育てていきます。苗は品種(コシヒカリ、もち米、等)、栽培方法(有機栽培、慣行栽培)の違いにより、区別をしています。芽が出て一面に緑色になったハウス内は、まるで芝生を敷き詰めたようなきれいな光景です。
地元の小学5年生の授業の一環で、わたなべ農園が一年間米作りの指導をすることになりました。第一回目はすじまき(稲の種まき)の見学。約20人の児童が歩いてすじまきを行うハウスに先生と共に来て興味深そうに見学、メモをとってました。無農薬、無化学肥料で安全なお米が出来るようにお手伝いしていきます。
田んぼ作業が始まります。雪解け後にする初めの作業は畦塗り。田んぼの大事な畦に所々にある穴は、冬の間に雪の下で活動しているネズミやモグラによるものです。補修しないと田んぼの水持ちが悪い為、毎年行います。
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